択一式過去問統計
択一式試験で答えを迷ったら、「D」か「C」をマークすればよい、という話を聞いたことありませんか?たしかに、過去問を解いているとやたら正解肢に「D」か「C」がでてくるように感じました。
しかし、そんな単純に考えていいのでしょうか?ここはひとつ数字を当たってみないとわかりません。受験生に伝わる迷ったときは「D」という「D」の伝説を徹底的に暴きます。
いかがでしょうか?全部が全部「D」の出現率が高い訳じゃないんです。「D」がトップの科目は労基、徴収(「E」と同率)社会保険一般常識、健康保険(「B」「C」と同率)厚生年金、国民年金となっていますが、同率でトップというのを除けば、労基、社会保険一般常識、厚生年金、国民年金の4科目しかないんです。半分以下じゃないですか!
全体で2番目に出現率の高い「C」にいたっては、雇用保険法しかありません。伝説が色濃く残っている科目は社会保険一般常識、厚生年金、国民年金しかありません。
しかし、そんな単純に考えていいのでしょうか?ここはひとつ数字を当たってみないとわかりません。受験生に伝わる迷ったときは「D」という「D」の伝説を徹底的に暴きます。
択一式問題 The Legend of 「D」を究明せよ!?
まず、過去7年間の全体の数字はこうなっています。【A】14.0%【B】19.1%【C】22.6%【D】24.2%【E】20.1%、なんだやっぱり「D」が一番多く正解肢になっているじゃないか。科 目 | A | B | C | D | E |
労働基準法 | 14.3% | 22.4% | 20.4% | 26.5% | 16.3% |
労働安全衛生法 | 25.0% | 15.0% | 20.0% | 15.0% | 25.0% |
労働者災害補償保険法 | 14.3% | 24.5% | 20.4% | 22.4% | 18.4% |
雇用保険法 | 16.3% | 22.4% | 26.5% | 16.3% | 18.4% |
労働保険料徴収法 | 11.9% | 19.0% | 21.4% | 23.8% | 23.8% |
労働一般常識 | 22.9% | 17.1% | 20.0% | 20.0% | 20.0% |
社会保険一般常識 | 15.2% | 6.1% | 24.2% | 33.3% | 21.2% |
健康保険法 | 14.5% | 21.7% | 21.7% | 21.7% | 20.3% |
厚生年金法 | 12.9% | 20.0% | 22.9% | 24.3% | 20.0% |
国民年金法 | 5.6% | 15.5% | 25.4% | 32.4% | 21.1% |
全体で2番目に出現率の高い「C」にいたっては、雇用保険法しかありません。伝説が色濃く残っている科目は社会保険一般常識、厚生年金、国民年金しかありません。
社労士試験攻略調査団のポリシー
資格試験はどれもそうだと思いますが、条文を丸暗記すれば合格できるというものではありません。試験に合格できる勉強をした者に勝利の女神が微笑むのです。しかし、資格学校へ通ったり通信教育で講師のアドバイスを受けたりすることのできる受験生とは違い、市販のテキストと問題集で独学する受験生はかなりのハンデがあります。受験テクニックと呼ばれる勉強の仕方や勉強をいかに効率よく行うかなどのノウハウが厳然と存在します。当サイトでは、知りうる限りのノウハウと試験情報を独学者に提供し、通学者や通信教育を受けている受験生とのハンデを埋める助力をしています。